上手い授業と下手な授業

上手い授業をする先生と
下手な授業をする先生がいる


無い脳みそ使ってどう違うのか考える
一応教職とろうとした端くれ 色々な違いに気づく


まず上手い先生は
1:声がでかい
マイクを使用して声をでかくするのは良い方法だ
やはり先生の話が鮮明に聞こえると授業も楽である
また声がでかいだけでは無く
時に大きく 時に小さくと音量を変化させている。
大事な所を大きい声でしゃべる事により
生徒に注意を促す事ができる。
これに加えて「ちゃんとココ聞いておけよ」なんて言うとさらに効果的である。


2:最低限大事な所だけしか黒板を書かない
重要な点だけをしっかり書く
ぐだぐだ長く書いても疲れるだけだし、書くのに夢中になり先生の話に集中できない
逆に、全然板書しない先生は話が面白くても聞いているうちに寝てしまう可能性がある
黒板の文字を書く事で眠気が覚めると言う副産物もあるので効果的に使う


3:問いかける
自分で勝手に説明するのでは無く
こちらが考えるように授業を構成する
例えば鎌倉幕府について教える時は
「1192年に源頼朝鎌倉幕府を作ったけど
  何故鎌倉に幕府を作る必要性があったのか?」
等問いかけをする。
筆記だけだと書くのに集中して頭に入ってない可能性が高いので
そういう風に謎掛けをして考えさせるのである。


4:話が面白い
2で必要最低限大事な所しか黒板に書かないと書いたが
残りの時間はどうするかと言うと
その授業に関係した事を話すのである。
その話が面白い。
「良い国作ろう鎌倉幕府って覚え方あるけど
  いきなり弟の義経殺して何処が良い国やねん」
みたいな感じである。(上は俺が考えたのであまり面白くない)


いわゆる授業で使えそうなトリビアみたいなのを用意していると思われる
また恥ずかしげも無く自分のプライベートの話をする事で生徒に親近感を与える事も可能だ
そうやって科目と先生に興味を持たせるようにする


5:適度にプリントを配る
ずっとプリントの穴埋めをする訳では無く
プリントの穴埋めをしつつ黒板にポイントを書くなど
とにかく色々な小細工をしてくる
やはりずっと書くような授業よりは気分が楽だし解りやすい


6:視覚も使って授業をする
題名の通り
文字だけでは無く映像を使う事によって
右脳、左脳両方で覚える事ができる
やはり書くだけではなく覚えやすい
OHP等を用いて視覚に訴えたり
頭の中で想像させるように言葉を使ってもいいかも知れない


7:うるさくなる前に注意する
百数人も受講者がいたらどうしてもうるさくなってしまう
また。新1年生のような高校上がってすぐの馬鹿が多いとやはりうるさい
上手い先生と下手な先生の大きな違いが大きく解る所である
上手い先生はとにかくうるさくなる前に注意をしている
収拾がつかなくなったらどう注意してもうるさいのは変わらないのだ




総じて見ると
上記のような授業を組み立てようとすると
必然的にスピードが遅くなる。
しかし現実では
授業終了までにxxまで教えなくてはいけないと言うのがあるので
こういった授業を構成するのは難しい


ゆとり教育云々で土曜日を休ませるより
ゆっくり、しかし確実に授業を進める為に
1時間内で覚える事を少なくして
その減った分を土曜日の授業で挽回する
とやった方が良かったのではないかなと思う
勉強を面白く見せるのもつまらなく見せるのも教師次第だと思う


って書いても日本の教師は色々仕事忙しいし
xxまで教えないといけないし 上記のような授業をするのは無理な気がする