大富豪のアルゴリズムにおいてカードの評価が2種類必要な訳

まずは大富豪のルールをおさらいしてみる。
大富豪の勝利条件は
・相手よりも先にカードを無くす
事である
しかしながらカードの残り枚数が1枚、2枚になると上がるのを防ぐ為に妨害する人がいる。
大富豪経験者は上記のような苦汁を飲んだ経験があるだろう。
相手よりも先にカードを無くさなくてはいけないのにも関わらず、
残り枚数が少なくなると妨害する相手がいる
ではどうすればいいのか
ここで
・いかにして相手にバレナイように上がるか?
と言う事を考えるようになる


さて、ではどのようにすれば相手にバレナイようにあがる事ができるか?
・複数枚カード、8等を使用して一気に畳掛ける
・強いカードのみを手札に残しておく
この2つであると言えよう。


これを遂行する為には
弱いカードをなくす
事が最重要であるが
弱いカードを無くす為には自分がカードを出せる権利を得る必要がある
この権利を獲得する為には場を流せるカード
すなわち強いカードが必要なのである。


序盤には場を流せるカードが
後半には畳掛ける事ができるカードが必要になる。


すなわち
序盤と後半ではカードの評価が変化するのである


2のペアの場合を例にとると
場を流すと言う用途においては2の単体として使った方が自分がカードを出せる権利を取得できる回数が多い。
しかしながら畳掛ける場合においては2のペアとして使った方が畳掛ける確率が高いと言う事だ。
上がりそうな気配に気づいて妨害しようとしてもさすがに2のペアを返す事は難しいから。


で、これが面白い事に畳掛ける場合にしか使えないカードと言うのも存在する
7の3ペアみたいな7単体ではそこまで使えないのが該当する。
じゃあ7の3ペアと13の3ペアがある場合
13は単体として使った方が価値があると言う事である
勿論一概に必ずそうであると言えないが・・・
手札に1やら2等がない場合は13は崩して使うし
高カードを数多く持っている場合は最高のブラフとして3ペアのカード2枚組を手札にとっておく


少し前に大富豪のアルゴリズムを書いたが
複数枚カードはそこまで強くないと言う結論が出た
大富豪経験者と何度も戦っているうちに妨害を防ぐために複数枚カードを好むようになり
その結果複数枚カードが異常に強いと勘違いしてたのだろう


ちなみに自分の理論で語ると妨害しても勝てるとは限らないから妨害する必要ないんだけどなあ
(強いカードを出す=自分の勝利の方程式を崩してまでも妨害する必要あるなら純粋に2位狙ったほうがプラスじゃねーの?と言う理論)
色々考えていると複数のプレイスタイルがあるなあと思った
後で纏める
何が言いたかったかと言うと
カードの評価は序盤後半で違うんだなあと思った事