謎女たぶん最終話

しゅうかつ中は絶対気分を害するから彼女からの電話を取らなかったが
ある程度余裕(といっても余裕ないが)があったために
電話を取ってみた。
いきなり前の事を謝る
こいつどーせ形だけ謝っておくんだろうなあと思いつつ
適当に話を合わせると
急に彼女血管が切れる
「あんた私を見下している 私は○○大学なんだって」
おいおい と呆れつつ「俺はあんたを見下していません」
と言い返すものも
何故か火に油を注ぐ形に
彼女切れまくり
「あんた私を見下しているけどね 弟はけいおうのうんたらに受かった わせだのうんたらとうんたらにも受かった」
親族自慢なんかしてあふぉか
正直親族自慢には自信があったが馬鹿の真似をするのもなんだからやめた
しまいには
「私の母親 おばあちゃんから相続で月極駐車場持ってる」
とかそういう次元まで達した
正直土地自慢にも自信があるのだが馬鹿の真似をするのもなんだからやめた
もう子供の喧嘩です
懐疑心の塊で何度「俺はあんたを見下していない」って訴えても その言ってる態度が見下してると言われてどうしようもなかった
自分の気持ちを伝えるのは諦め、適当に謝ったりしてると機嫌が直った(ちなみに弟がけいおう行ってる事は今回の電話で5回は聞かされた)


っで機嫌が直ったは良いが結局殆ど話題はない
身内自慢ならハトにでもしたらどうですか?
と思いながら適当に話を展開させていると
凄い事を言い出した
「1人で授業受けるの嫌だから 金(5000円)払うから私の隣の席に来て」
冗談と思われるかも知れないが実話である
世の中にはこんな腐った人間もいると言う事を覚えていてほしい
噛めば噛むほど味がでる発言である
>俺に頼むと言う事は大学内で友達が殆どいない
>金さえ払えば来ると思っている
>壮絶な見栄っ張りで見栄の為なら金も払う(でも 殆どの奴そうだよね)
少しは就職活動をして人間的にも成長するかと思ったが
全くの無駄であった(そもそもしゅうかつしてないらしいし)
やんわりと断る
また切れるかと思ったが何故か切れなかった・・・


次に「私達付き合ってるよね」という発言をした
あんなにぼろくそに人をけなしているくせに都合の良い奴だ
既に付き合っている彼女がいる事を告白して逃げると奴は彼女について色々と聞き始めた
どうやって合ったか>就職活動でry
次にいきなり何処の大学か聞いてきた>別に興味ないからry
面白い事に大学の所詳細が聞きたいらしく色々と根掘り葉掘り聞いてきた
どーせ大学の事聞くのだろうなと彼女の性格から察していたがやはりその期待に答えてくれた
こいつは多分俺と混ざる事は決してないと思い、適当にお茶を濁し風呂入るからと嘘を言って切る事にした。


母親が近くにいたので あえて復唱して(はいはい 弟がけいおうなんだってね わかりました って感じで)電話に対応していたが
電話終わった瞬間凄い呆れた顔で俺に同情したのを覚えている。


俺の予定ではね
>内定先を聞く
みずぽだと言う
>どんなに大学があれだって自分が努力すれば良い所には入れる
って事を言って少しは彼女を改心させようと思ったのだが
彼女が就職活動してなかった(=自慢できない)分全く聞かれなかった
自分の都合の悪い事は聞かない典型的な中坊である
俺もさ 優しいからネタネタとは言いつつ
妬まず努力する事の素晴らしさを訴えたかったがダメでした
なんだかんだいって我慢して相手をしていたが多分次が最後のチャンスです 
俺が一番嫌いなタイプなのでチャンス逃したらもう出ません 電話番号も変えるし丁度いいわ さようなら


謎女と付き合える男ってたぶん
見も心も壮絶なマゾ以外ありえないと思う